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2017年8月17日 (木)

武者小路実篤のこと

はじめて読んだ『人生論』は、トルストイの人生論だった。中学一年のとき。衝撃的だった。
知らない言葉はあったが、波動で読めた。
「パリサイの徒」と言う言葉が何度も出てきた。
非常にキリスト教的、禁欲的な波動だったが、なにか得体の知れない巨大な意志のような、柱のようなものが感じられた。
高校一年のとき、武者小路実篤の人生論をむさぼるようによんだ。水を吸い取る和紙のように理解できた。魂の琴線にびんびん響いてきた。
武者小路実篤は叔父から影響を受けたと書いていたが、その叔父は、トルストイにぞっこんで、武者小路実篤も、「と」を見ただけでトルストイを連想したらしい。
武者小路実篤は、非常に分かりやすい概念でトルストイの柱のような、巨大な得体の知れない波動、それを独自の視点で具象化、表象をしてくれたように思う。
自然の意志、人類の意志。
ブルジョア文学と揶揄するのは間違いだ。
戦争に協力させられ、ペンを汚したが、それは、戦争と言うもののなせるわざだ。
武者小路実篤の思想、表象には、
ここには社会科学としての基本的人権に通じる自然権と同源の泉がある。

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